桜島に火口周辺警報（噴火警戒レベル３（入山規制））を発表

平成２８年２月５日

本日（５日）19時13分に桜島に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを２（火口周辺規制）から３（入山規制）に引き上げました。

　桜島の昭和火口では、本日（５日）18時56分に爆発的噴火が発生しました。
　噴火に伴い、火口から弾道を描いて飛散する大きな噴石が３合目（昭和火口より1,300ｍ～1,800ｍ）まで達しました。
　このため、19時13分に桜島に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを２（火口周辺規制）から３（入山規制）に引き上げました。
　桜島の噴火活動は、今後、活発化するおそれがあります。
　火口から概ね２ｋｍの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
　風下側では火山灰だけでなく小さな噴石（火山れき）が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
　爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。また、降雨時には土石流に注意してください。

　なお、この噴火に対して、18時59分に噴火速報を発表しました。
　また、19時20分に桜島の降灰予報（詳細）を発表しています。
　

気象庁地震火山部火山課
電話　03-3284-1749（直通）