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箱根山の噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)へ引下げ

報道発表日

平成27年9月11日

概要

本日(11日)14時00分に箱根山に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル3(入山規制)から噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き下げました。

本文

 6月30日に噴火警戒レベルを3に引き上げた箱根山では、7月1日にごく小規模な噴火が発生して以降、噴火はみられず、火山性地震は少ない状態で経過しています。また、火山性微動は、6月29日以降は観測されていません。地殻変動については、GNSS観測等により、山体膨張は停止したものと考えられます。

 これらのことから、本日(11日)14時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)といたしました。

 大涌谷周辺の想定火口域(半径440m~530mの楕円のエリア)では、小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では火山灰や風に流されて降る小さな噴石や火山ガスに注意してください。また、地元自治体等の指示に従って危険な地域は立ち入らないでください。

 気象庁では、引き続き火山活動の変化を注意深く監視して参ります。

問い合わせ先

気象庁地震火山部火山課
電話 03-3212-8341(内線 4538)

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