2014年(平成26年)の台風について
報道発表日
平成26年12月22日
概要
今年の台風の発生数は平年より少ない22個※でした。
日本への接近数は平年並の12個でしたが、日本への上陸数は最近10年で最も多い4個となりました。
本文
1.今年の台風の特徴
(1)発生数
台風の発生数は平年より少ない22個※(平年値25.6個)でした。
7月までの発生数は平年を上回るペースでしたが、8月の台風発生数が1個(平年値5.9個)であったため、年間発生数が平年より少なくなりました。
(2)日本への接近数・上陸数
日本への台風の接近数は平年並の12個(平年値11.4個)でした。
本土への接近数は平年並の5個(平年値5.5個)、上陸数は2004年に10個上陸した後は3個以下で推移していましたが、今年は台風第8号、第11号、第18号、第19号の4個(平年値2.7個)と平年を上回りました。
2.台風進路予報の精度
台風進路予報の精度は、予報技術の改善により着実に向上しています。予報誤差の推移には自然要因の影響による変動が含まれています。
問い合わせ先
気象庁予報部予報課アジア太平洋気象防災センター
03-3212-8341(内線3137)
資料全文
2014年(平成26年)の台風について(確定)
報道発表資料は平成26年12月21日時点での速報値です。
確定値(平成27年1月21日)は以下のリンクからご覧いただけます。
※平成26年12月21日の速報値。
報道発表ののちに台風第23号が発生したため、2014年(平成26年)の台風発生数の確定値は23個です。