キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

2013年(平成25年)の台風について

報道発表日

平成25年12月24日

概要

今年の台風の発生数は平年より多い31個で、1994年以来19年ぶりに30個を超えました。
日本への接近数も平年より多く、10月の接近数は1951年以降で最も多い6個でした。

本文

1.今年の台風の特徴

(1)発生数

台風の発生数は平年より多い31個(平年値25.6個)でした。
8月までの発生数はほぼ平年並のペースでしたが、9月と10月に平年を上回る7個ずつ(平年値はそれぞれ4.8個、3.6個)の台風が発生したため、年間発生数が1994年以来19年ぶりに30個を超えました。
また、10月の発生数は1984年、1992年と並び1951年以降で最も多い発生数でした。

(2)日本への接近数・上陸数

日本への台風の接近数は平年より多い14個(平年値11.4個)でした。
9~10月に台風の接近が多く、10月の接近数は1951年以降で最も多い6個(平年値1.5個)でした。
また、秋(9~11月)の接近数は1966年と並び1951年以降で最も多い9個(平年値4.8個)でした。
これは、日本の南東海上で太平洋高気圧が平年より強く、台風が日本の南海上を北上しやすい大気の流れだったこと、本州以南の偏西風は平年より弱く台風があまり東に流されずに北上しやすい大気の流れだったこと等のためです。
本土への接近数は平年並の6個(平年値5.5個)、上陸数は台風第17号、第18号の2個(平年値2.7個)でした。

2.台風進路予報の精度

台風進路予報の精度は、年々の変動はありますが、予報技術の改善により着実に向上しています。

問い合わせ先

気象庁予報部予報課アジア太平洋気象防災センター
電話:03-3212-8341(内線3137)

資料全文


Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ