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2012年(平成24年)の世界と日本の年平均気温について(確定)

報道発表日

平成25年2月4日

概要

2012年の世界の年平均気温偏差は+0.14℃で、8番目に高い値でした。
2012年の日本の年平均気温偏差は+0.06℃で、20番目に高い値でした。

本文

世界の年平均気温

 2012年の世界の年平均気温偏差(1981~2010年の30年平均値を基準値とし、平均気温から基準値を差し引いた値)は+0.14℃で、統計を開始した1891年以降では8番目に高い値でした。世界の年平均気温は、長期的には100年あたり0.68℃の割合で上昇しており、特に1990年代半ば以降、高温となる年が多くなっています。
 地域的にみると、陸上では北米やロシア西部から地中海にかけての地域、海上ではインド洋や北太平洋中央部で高くなっています。月別、季節別では、9月の世界の平均気温偏差(+0.25℃)、及び9月~11月(北半球における秋季)の世界の平均気温偏差(+0.23℃)は、統計を開始した1891年以降で第1位の高い記録でした。
 なお、陸域のみの年平均気温偏差は+0.28℃で、1891年以降では6番目に高い値となりました。

日本の年平均気温

 2012年の日本の年平均気温偏差は+0.06℃で、統計を開始した1898年以降では20番目に高い値となりました。日本の年平均気温は、長期的には100年あたり1.15℃の割合で上昇しており、特に1990年代以降、高温となる年が頻出しています。月別では、9月の日本の平均気温偏差(+1.92℃)は、統計を開始した1898年以降で第1位の高い記録でした。

平均気温の変動の要因

 近年、世界と日本で高温となる年が頻出している要因としては、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響に、数年~数十年程度の時間規模で繰り返される自然変動が重なったものと考えられます。


 世界及び日本の年平均気温、月平均気温は気象庁ホームページにて随時更新・掲載しています(http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/index.html)。


 図等を含めた全文については、下記の添付ファイルをご参照ください。

問い合わせ先

気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課
電話03-3212-8341(内線)2264

資料全文


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