「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第33報)
報道発表日
平成23年4月7日
本文
○ 余震活動等について
余震は、岩手県沖から茨城県沖にかけて、震源域に対応する長さ約500km、幅約200kmの範囲に密集して発生しているほか、
震源域に近い海溝軸の東側、福島県及び茨城県の陸域の浅い場所も含め広い範囲で発生しています。
これまでに、M7.0以上の余震は3回(7.7、7.5、7.4)、M6.0以上は66回、M5.0以上は394回発生しています。
また、最大震度4以上を観測した余震は93回です(別紙1)。
M5.0以上の余震数で比較すると、今回の地震では、
これまでに最も余震数の多かった平成6年(1994年)北海道東方沖地震(M8.2)の4倍近く発生しています(別紙2)。
また今回の余震域を南北2つの領域に分けた場合のそれぞれの領域における余震数を比較すると、
南側の領域の方が、北側に比べて多くの余震が発生しています(別紙3)。
なお、余震域の外側でも若干地震活動が高まっていると考えられる地域があり、
特に長野県北部、静岡県東部、秋田県内陸北部では最大震度5強以上の地震が発生しています。(別紙4、5)。
(注:余震回数は速報値で、後日の調査で変更になることがあります。)
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