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「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第31報)

報道発表日

平成23年3月31日

本文

○ 余震活動等について

 余震は、岩手県沖から茨城県沖にかけて、震源域に対応する長さ約500km、幅約200kmの範囲に密集して発生しているほか、震源域に近い海溝軸の東側、福島県及び茨城県の陸域の浅い場所も含め広い範囲で発生しています。
 これまでに発生した余震は、M7.0以上は3回(7.7、7.5、7.4)、M6.0以上は64回、M5.0以上は381回です。また、最大震度4以上を観測した余震は82回です。
 (注:余震回数は速報値で、後日の調査で変更になることがあります。)

○ 余震の見通しについて

 余震は、やや多い時期とやや少ない時期を繰り返しながら次第に少なくなってきていますが、未だ活発な状況です。
 余震は、広い範囲で発生しているため、同じ規模の余震であっても、発生する場所により各地での震度は異なります。
 今後も、震源地に近いところで最大震度5弱以上となる地震が発生する可能性があります。場合によっては、震度6弱~6強となる余震が発生する可能性もありますので警戒して下さい。

○ 防災上の留意事項

 揺れの強かった地域では、土砂災害や家屋の倒壊などの危険性が高まっていますので、余震による強い揺れに引き続き警戒してください。
 復旧活動など屋外で行動する場合は、余震の揺れによって二次災害のおそれがありますので、十分に安全を確認して行動するよう心がけてください。
 また、大きな余震が発生すると津波が発生する可能性があります。海岸で強い揺れを感じた場合、また、揺れを感じなくても津波警報や津波注意報が発表された場合には、直ちに海岸から離れ高台等の安全な場所に避難してください。


図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。

問い合わせ先

気象庁地震予知情報課
電話:03-3212-8341 (内線)4721、4724
気象庁地震津波監視課
電話:03-3212-8341 (内線)4559

資料全文


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