2010 年(平成22年)の世界の天候(速報)
報道発表日
平成22年12月21日
概要
- パキスタンの多雨(6~9月)、中国中部の大雨(8月)、タイ、ベトナムの多雨(10月)で気象災害が発生した。
- ロシア西部及びその周辺では、6~8月に異常高温・少雨となった。また、東南アジア、中東~アフリカ西部、マダガスカル及びその周辺、北米東部及びその周辺、南米北部では、1年を通じ、たびたび異常高温となった。
- 北極振動の影響で、西シベリア及びその周辺(1~2月)、モンゴル及びその周辺(2~4月)、ヨーロッパ(1~2月)、米国南東部及びその周辺(2~3月)では異常低温となった。また、南米南部でも異常低温(5月、7~8月)となった。
本文
2010年に発生した主な異常気象・気象災害は以下のとおり。
- 西シベリア及びその周辺の低温(1~2月)
- モンゴル及びその周辺の低温(2~4月)
- 日本及びその周辺の高温(6~9月)
- 中国中部の大雨(8月)
- 西日本~タイの台風・多雨(10月)
- 東南アジアの高温(1~11月)
- インドネシア南部及びその周辺の多雨(7~10月)
- パキスタン及びその周辺の多雨(6~9月)
- ヨーロッパの低温(1~2月、11月)
- ロシア西部及びその周辺の高温・少雨(6~8月)
- 中東~アフリカ西部の高温(1~11月)
- マダガスカル及びその周辺の高温(1~11月)
- 北米東部及びその周辺の高温(1~11月)
- 米国南東部及びその周辺の低温(2~3月)
- カリブ海周辺の多雨(6~11月)
- 南米北部の高温(1~11月)
- 南米南部の低温(5月、7~8月)
なお、気象庁ホームページでは週ごとや月ごとに世界の天候の資料を更新している。
問い合わせ先
気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課
電話:03-3212-8341 (内線)3157