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北半球中緯度帯に顕著な寒波をもたらした大気の流れについて

報道発表日

平成22年3月3日

概要

平成21年度異常気象分析検討会(定例会)において、2009/10年冬の北半球中緯度帯に顕著な寒波をもたらした大気の流れについて、検討が行われました。

本文

本日開催した異常気象分析検討会において、2009年12月から2010年2月にかけて北半球の中緯度帯に顕著な寒波をもたらした大気の流れについての分析検討を実施し、以下の見解を取りまとめました。
  • 北半球中緯度帯では、多くの地方で、低温や大雪等の顕著な寒波による異常天候が見られた。
  • この顕著な寒波は、記録的な負の北極振動に伴ってもたらされた。
  • 負の北極振動を維持する典型的なメカニズムが確認された。
  • 今冬に負の北極振動が卓越した背景として、昨秋以降の成層圏を含む大気の流れや海面水温の状況が、負の北極振動の発達および維持に適する状態だったと考えられる。

問い合わせ先

地球環境・海洋部気候情報課
電話 03-3212-8341(内線)3158

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