キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

平成21年10月8日にバヌアツ諸島周辺で発生した3つの地震について

報道発表日

平成21年11月9日

概要

 平成21年10月8日にバヌアツ諸島周辺で、約1時間の間に3つの地震が発生した。これらの地震について、CMT解析、体積歪波形解析を行った。また、ひとつめの地震については併せて遠地実体波を用いた震源過程解析を行った。

本文

 平成21年10月8日にバヌアツ諸島周辺で、約1時間の間に3つの地震が発生した。これらの地震について、CMT解析、体積歪波形解析を行った。また、ひとつめの地震については併せて遠地実体波を用いた震源過程解析を行った。これらの結果は次のとおりで、ふたつめの地震が最も大きかったと推定される。

○ 10月8日07時03分頃(日本時間)の地震 (Mw:7.6)

場所及び深さ南緯12度57分、東経166度06分、深さ約35km
発震機構東北東-西南西方向に圧力軸をもつ逆断層型
断層の長さ約70km
断層のすべり量最大約4m
海底上下変位量最大2m程度
参考:歪計による推定Mwは7.6~7.7

○ 10月8日07時18分頃(日本時間)の地震 (Mw:7.8)
場所及び深さ南緯11度40分、東経165度56分、深さ約35km
発震機構東北東-西南西方向に圧力軸をもつ逆断層型
海底上下変位量最大3m程度
参考:歪計による推定Mwは7.7~7.8

○ 10月8日08時13分頃(日本時間)の地震 (Mw:7.4)
場所及び深さ南緯12度56分、東経166度20分、深さ約35km
発震機構東北東-西南西方向に圧力軸をもつ逆断層型
海底上下変位量最大1m程度
参考:歪計による推定Mwは7.3

(注:上記解析結果は、今後再解析を行うことにより変更されることがある。)


 詳細については、下記の「資料全文」をご参照下さい。

問い合わせ先

地震火山部地震予知情報課評価解析官 03-3212-8341 (内線4576)
発震機構係 (CMT解析関係) (内線4577)
震源過程調査係 (震源過程解析関係) (内線4567)
予知技術係 (体積歪波形解析関係) (内線4568)


資料全文


Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ