安達太良山、磐梯山、那須岳、箱根山に噴火警戒レベルを導入します

平成２１年３月１７日

３月３１日１０時より、安達太良山、磐梯山、那須岳及び箱根山に噴火警戒レベルを発表しますのでお知らせします。

○３月３１日１０時より、安達太良山、磐梯山、那須岳及び箱根山に噴火警戒レベルを導入します
　３月３１日１０時から安達太良山、磐梯山、那須岳及び箱根山に噴火警戒レベルを導入します。当日10 時には、これらの火山に噴火警戒レベルを記載した噴火警報又は噴火予報を発表します。現在の火山活動に特段の変化がない限り、いずれの火山も、噴火警戒レベル１（平常）を記載した噴火予報を発表します。
　なお、各火山の噴火警戒レベルの表は、それぞれ別紙１～４のとおりです。

○噴火警戒レベル導入火山は21火山から25火山になります
　噴火警戒レベルは、火山活動の状況について、噴火時等にとるべき防災対応を踏まえて５段階に区分されたもので、それぞれのレベルに「避難」、「避難準備」、「入山規制」等の防災機関等の行動がキーワードとして示されています。
噴火警戒レベルの導入にあたっては、噴火警戒レベルの活用が地域防災計画等に定められることが条件となります。
このたび安達太良山、磐梯山、那須岳及び箱根山に噴火警戒レベルを導入することから、噴火警戒レベルの導入火山は、従来の21火山（※）から25 火山となります。
噴火警戒レベルは、今後も、地元自治体等と噴火警戒レベルを活用した火山防災対策の検討を進め、所要の準備の整った火山から順次導入していく予定です。

　（※）平成21年３月17日現在の噴火警戒レベル導入火山（21火山）
　雌阿寒岳、十勝岳、樽前山、有珠山、北海道駒ケ岳、岩手山、吾妻山、草津白根山、浅間山、御嶽山、富士山、伊豆大島、三宅島、九重山、阿蘇山、雲仙岳、霧島山（御鉢、新燃岳）、桜島、薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島

　噴火警戒レベルは、火山活動の状況について、噴火時等にとるべき防災対応を踏まえて５段階に区分されたもので、それぞれのレベルに「避難」、「避難準備」、「入山規制」等の防災機関等の行動がキーワードとして示されています（別紙５）。
噴火警戒レベルの導入にあたっては、噴火警戒レベルの活用が地域防災計画等に定められることが条件となります。

気象庁地震火山部火山課
電話　03-3212-8341（内線4530、4532）