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「平成20年潮位表」掲載データの訂正について

報道発表日

平成20年1月21日

概要

平成19年10月に気象庁が刊行した「平成20年潮位表」に掲載している予測潮位に一部問題があることがわかりました。お詫びして訂正させていただきます。

本文

1 概要
 気象庁は、津波や高潮の監視のため、全国184地点の一年分の満干潮の潮位・時刻等を掲載した潮位表を毎年刊行しています。この予測潮位は過去の観測値から決定した定数を基に計算しています。「平成20年潮位表」の計算の際、新しい計算手法を用いることとしていました。しかし、79地点について誤って以前の方法を用いたため、一部の値が本来計算されるべき値とは異なったことが判明しました。

2 違いの大きさ
 本来の値との差は、79地点のほとんどの場合(99%)、満潮・干潮時の潮位で5cm、時刻で5分以内の差に収まりますが、一部ではそれより大きくなります。本来の値との差の最大は佐賀県大浦の12月24日と25日の満潮時の12cm(最大干満差537cm)、時刻の差の最大は北海道留萌の12月24日の満潮時の181分です(ただし、この日の満潮時は潮位の変化が少なく、該当する181分間の潮位変化は約3mmです)。

3 今後の措置
 速やかに、気象庁の潮位表を本来の予測潮位に訂正します。
(1)気象庁ホームページ掲載の予測潮位を本日訂正します。
(2)気象業務支援センター経由で頒布されたCD-ROMについては、購入ユーザの皆様に訂正したCD-ROMを送付します。

4 再発防止策
 作業手続きの確認を徹底・強化するとともに、潮位表掲載データのチェック体制を強化することによって再発防止に努めます。

問い合わせ先

地球環境・海洋部 海洋気象情報室(内線5126)

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