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気象庁における瞬間風速の観測方法の変更について

報道発表日

平成19年10月26日

概要

 気象庁が発表する瞬間風速の観測値は、これまで風速計の測定値(0.25秒間隔)をそのまま用いてきましたが、 3秒間の平均値(0.25秒間隔の計測値12個の平均値)に変更します。この変更は、平成19年12月4日(火)(天候状 況によっては変更の可能性あり)に全国の地方気象台などで一斉に行います。
 また、アメダス観測点約230ヶ所についても、平成19年度中に新たに瞬間風速の観測を開始する予定です。
 なお、今回の変更は、平均風速(10分間平均)には影響はありません。

本文

1.瞬間風速の観測について

 気象庁では、瞬間風速の観測方法について、世界気象機関(WMO)等が「最大瞬間風速は0.25秒毎に更新される3秒平均の最大値とする」 ことを推奨していることに対応するため、これまで風速計の測定値(0.25秒間隔)をそのまま用いてきましたが、3秒間の平均値 (0.25秒間隔の計測値12個の平均値)に変更します。
 また、これまで地方気象台などに限られていた瞬間風速の観測をアメダス観測所約230ヶ所でも平成19年度中に開始する予定です。

2.3秒間平均の瞬間風速の特徴(参考資料参照)

 気象官署(140ヵ所)での風観測をもとに、これまでの観測方法と新たな3秒間の平均値による観測方法とを比較した結果、風速値は、 20m/s程度以上の風速の場合、3秒間の平均値とすることで、0.25秒間隔の測定値より概ね10%程度小さくなります。

問い合わせ先

観測部計画課
電話 03-3212-8341(内線)4110

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