火山噴火予知連絡会会長会見(定例)
報道発表日
平成19年10月16日
概要
火山噴火予知連絡会(会長:藤井敏嗣東京大学教授)は、第108回定例会議を開催し、全国の火山活動について検討を行いました。
今期間(平成19年6月~現在)の火山活動は前期間(平成19年2月~6月)と比べて特段の変化はありませんでした。
本文
全国の火山活動について(要旨)
桜島では、5月中旬から小規模な噴火を繰り返していた昭和火口では、6月22日以降噴火の発生はありませんが、南岳山頂火口では爆発的噴火が時々発生しています。火山活動はやや活発な状況で経過しており、火口周辺では引き続き注意が必要です。
三宅島では、火山活動に全体として大きな変化はなく、やや活発な状況で経過しています。多量の火山ガス放出は当分継続すると考えられます。
硫黄島では、島全体の大きな隆起や火山性地震のやや多い状態が継続しており、火山活動はやや活発な状況で経過しています。今後の火山活動に注意が必要です。
全文及び関係資料は、下記資料全文をご覧ください。
問い合わせ先
気象庁地震火山部火山課
電話 03-3212-8341(内線)4530,4527