「統合された地球温暖化観測を目指して」 (地球観測連携拠点(温暖化分野)国内ワークショップ)の開催について
報道発表日
平成19年9月25日
概要
「地球観測連携拠点(温暖化分野)国内ワークショップ」を東京で開催致します。
本文
気象庁と環境省が共同で設立した地球温暖化観測推進事務局の主催により、地球観測連携拠点(温暖化分野)平成19年度国内ワークショップ「統合された地球温暖化観測を目指して -観測の長期継続と分野間・機関間連携の視点から-」を下記の要領で開催します。
「地球観測連携拠点(温暖化分野)」は、関係府省機関の協力のもと、地球温暖化に関する観測をより統合的・効率的なものとするため、平成18年度より活動を開始し、地球温暖化に関する地球観測のあり方についての報告を定期的に取りまとめるとともに、国内関係機関が運用している観測システムの現状の調査、統合的地球観測に関する広報等を実施しています。地球温暖化観測推進事務局は、地球観測連携拠点(温暖化分野)の事務局を担っています。
今回開催するワークショップでは、地球温暖化に関する統合的な地球観測をさらに推進するために必要な機関間・分野間連携のあり方について、課題を明らかにすることを目的としています。そのため本ワークショップでは、地球温暖化監視のための地球観測の現状と課題についての講演とともに、陸域生態系と炭素循環の観測強化に向けた連携についてのパネルディスカッションを行います。
記
1 期日:平成19年19年10月4日(木)13:15~17:35
2 場所:KDDIホール(東京都千代田区大手町1-8 KDDI大手町ビル2F)
3 実施体制:
主催:地球温暖化観測推進事務局/環境省・気象庁
後援:内閣府(予定)、文部科学省、(独)国立環境研究所地球環境研究センター
4 実施内容
タイトル:「統合された地球温暖化観測を目指して
-観測の長期継続と分野間・機関間連携の視点から-」
講演:
1. 長期観測の実現(機関間連携の推進)
住明正(東京大学)、中澤高清(東北大学)、堤之智(気象庁)
2. 陸域生態系と炭素循環(分野間連携の推進)
中静透(東北大学)、山本晋(岡山大学)
3. データ標準化及びデータ流通の促進
野尻幸宏(国立環境研究所)、松枝秀和(気象研究所)、渡辺一樹(海上保安庁)
パネルディスカッション
「分野間連携の推進―陸域生態系と炭素循環―」
沖大幹(東京大学)、日浦勉(北海道大学)、三枝信子(産業技術総合研究所)、
中静透(東北大学)、山本晋(岡山大学)、塩崎正晴(文部科学省)
5 その他
定員:180名(事前申し込み制)、入場無料
申し込み方法等詳細に付きましては、下記をご覧下さい。
→http://occco.nies.go.jp/071004sympo/index.html
問い合わせ先
地球環境・海洋部 環境気象管理官室
電話 03-3212-8341(内線)4161
資料全文
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「統合された地球温暖化観測を目指して」
(地球観測連携拠点(温暖化分野)国内ワークショップ)の開催について[PDF:131KB]
- 「統合された地球温暖化観測を目指して」 (地球観測連携拠点(温暖化分野)国内ワークショップ)リーフレット[PDF:558KB]