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平成18(2006)年の世界と日本の年平均気温について(速報)

報道発表日

平成18年12月14日

概要

 2006年の世界の年平均気温の平年差は+0.30℃で、統計を開始した1891年以降では1998年、2005年、2003年、2002年に次いで5番目に高い値となる見込みです。
2006年の日本の年平均気温の平年差は+0.41℃で、統計を開始した1898年以降では11番目に高い値となる見込みです。

本文

世界の年平均気温

平成18(2006)年の世界の年平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の平年差*1(速報値)は+0.30℃で、統計を開始した1891年以降では1998年、2005年、2003年、2002年に次いで5番目に高い値となる見込みです。世界の年平均気温は、長期的には100年あたり0.67℃の割合で上昇しています(図1)。特に近年は気温の高い状態が続いており、最近の10年(1997~2006年)はすべて統計開始以後の11位までに入っています。

日本の年平均気温

平成18(2006)年の日本の年平均気温の平年差*1(速報値)は+0.41℃で、統計を開始した1898年以降では11番目に高い値(11位タイ)となる見込みです。日本の年平均気温は、長期的には100年あたり1.07℃の割合で上昇しており、特に1990年代初め以降、高温となる年が頻出しています(図2)。

平均気温の変動の要因

 このような平均気温の変動の要因としては、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響に、数年~数十年程度の時間規模で繰り返される自然変動が重なったものと考えられます。

 2006年の年平均気温の確定値は、2007年2月初めに公表します。また、世界及び日本の年平均気温、月平均気温は気象庁ホームページにて随時更新・掲載しています(http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/index.html)。


*1 平均気温の平年差は平均気温から平年値を差し引いた値です。平年値としては、1971~2000年の30年平均値を使用しています。

問い合わせ先

気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課
電話 03-3212-8341(内線2264)

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