平成17年12月の天候をもたらした要因について(速報)
報道発表日
平成18年1月25日
概要
平成17年12月は、非常に強い寒気が断続的に流れ込み、強い冬型の気圧配置の日が多かったため、
同月の平均気温は1985年以来20年ぶりの全国低温となり、東・西日本では1946年以降の最低記録を更新しました。
また、日本海側の地方を中心に12月としては記録的な大雪となりました。
このような天候をもたらした要因として、
①例年より大きく南に蛇行した偏西風に沿って、
寒気の中心から強い寒波が次々と流入したことに加え、
②熱帯の活発な対流活動が偏西風の蛇行を強化し、
寒気の流入がさらに活発化したことが大きな要因であることがわかりました。
図 平成17年12月の大気の流れの特徴 |
本文
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