気象庁から第59次南極地域観測隊越冬隊長を派遣
報道発表日
平成28年11月10日
概要
本日、明治記念館で開催された第149回南極地域観測統合推進本部総会において、第59次南極地域観測隊副隊長兼越冬隊長として木津暢彦(きづ のぶひこ)観測部観測課観測技術管理官(53歳)が選考されました。
気象庁から越冬隊長を派遣するのは7年振り4人目になります。
本文
本日、明治記念館で開催された第149回南極地域観測統合推進本部総会において、第59次南極地域観測隊副隊長兼越冬隊長として木津暢彦(きづ のぶひこ)観測部観測課観測技術管理官(53歳)が選考されました。
気象庁から越冬隊長を派遣するのは7年振り4人目になります。
越冬隊長は、越冬隊員の安全を確保しつつ各種の重要な観測を確実に遂行することが課せられており、その責任は非常に重大です。
木津観測技術管理官は、第38次隊(平成8年11月14日~平成10年3月28日)及び第43次隊(平成13年11月28日~平成15年3月29日)に越冬隊員として派遣され、南極地域観測について豊富な経験と知識を有しており、越冬隊長としての職責を十分果たすものと期待されています。
なお、第59次南極地域観測隊は、平成29年11月下旬に成田国際空港からオーストラリアのパース空港に向けて出発し、同国のフリーマントル港から観測船「しらせ」に乗船して南極昭和基地へ向かう予定です。
また、同隊が帰国するのは平成31年3月中旬の予定です。
問い合わせ先
気象庁観測部計画課南極観測事務室
電話 03-3212-8341(内線)4121