2015年（平成27年）の世界の天候（速報）～主な異常気象と気象災害～

平成２７年１２月２１日

• 低緯度域を中心に、異常高温が頻繁に発生した。
• インドネシア西部や南米北部では、異常少雨の月が続いた。
• インド（5月）とパキスタン（6月）では熱波により、東アフリカ南部（1月）、アフガニスタン（2～4月）、インド（6～9月、11～12月）などで大雨や洪水により、大きな被害が発生した。

2015年に発生した主な異常気象・気象災害は以下のとおりです。

1. 中央シベリア南部の高温（1～2、7～8月）
2. 中国南部の大雨（5、7、8月）
3. インドシナ半島北部及びその周辺の高温（5～6、9、11月）
4. インドネシア西部及びその周辺の高温（6～7、9～11月）・少雨（7、9～11月）
5. ミャンマーの大雨（6～8月）
6. インドの熱波（5月）・大雨（6～9、11～12月）
7. インドの高温（7～11月）
8. パキスタンの熱波（6月）・大雨（7～9月）
9. アフガニスタンの雪崩、洪水、地すべり（2～4月）
10. 西シベリア北部及びその周辺の高温（4～6月）
11. 紅海周辺の高温（3、7～10月）
12. モーリシャス及びその周辺の高温（5～11月）
13. 東アフリカ南部の洪水（1月）
14. 米国西部及びその周辺の高温（1～3、6～10月）
15. 米国カリフォルニア州の干ばつ（通年）
16. 米国南部～メキシコ中部の多雨（2～5、10月）
17. 米国南東部～メキシコ南東部の高温（3～4、7、11月）
18. グアテマラ南部の地すべり（10月）
19. 南米北部の高温（5～11月）・少雨（5～9月）
20. ブラジル東部・北西部の高温（9～11月）
21. チリ北部の高温（4～5、9月）
22. オーストラリア西部の高温（9～11月）

なお、世界の異常気象に関する最新の情報は、気象庁ホームページの「世界の天候」 「世界の異常気象」で毎週更新しています。

気象庁 地球環境・海洋部　気候情報課　異常気象情報センター
03-3212-8341（内線3157）