2013年(平成25年)の世界の天候(速報)
報道発表日
平成25年12月24日
概要
- 東日本から中国中部にかけて、3、7~8月は異常高温となった。上海市のシージャーホゥエイ(徐家匯)では、8月7日に統計開始(1872年)以降で最も高い気温(40.8℃)を記録した(中国気象局)。
- オーストラリアではほぼ年を通して気温が高く、1、3~4、7~10月に異常高温となった。1月と9月は1910年の統計開始以来、月平均気温が最も高かった(オーストラリア気象局)。
- フィリピン(台風、11月)、インド・ネパール(大雨、6月)、パキスタン・アフガニスタン(大雨、8月)などで大きな気象災害が発生した。
本文
2013年に発生した主な異常気象・気象災害は以下のとおりです。
- 東シベリア南部の洪水(7~9月)
- 東日本~中国中部の高温(3、7~8月)
- 東日本及び西日本の少雨(3、5月)
- フィリピンの台風(11月)
- インドシナ半島の大雨(9~10月)
- インド・ネパールの大雨(6月)
- パキスタン・アフガニスタンの大雨(8月)
- ヨーロッパ北部の高温(5~6、8~9月)
- ヨーロッパ西部の低温(3~6月)
- ヨーロッパ東部~中部の多雨(1~3、5~6月)
- ソマリアのサイクロン(11月)
- モザンビーク・ジンバブエの大雨(1月)
- モーリシャス~マダガスカルの高温(9~11月)
- 米国東部及びその周辺の多雨(1、4~6、10月)
- メキシコのハリケーン(9月)
- ブラジル東部の高温(1~4、6月)・少雨(2~3月)
- オーストラリアの高温(1、3~4、7~10月)
なお、世界の天候や異常気象に関する最新の情報は、気象庁ホームページの「世界の天候」で毎週更新しています。
問い合わせ先
気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課 異常気象情報センター
電話:03-3212-8341 (内線)3157