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11月の天候

報道発表日

平成25年12月2日

概要

2013年(平成25年)11月の天候の特徴は以下のとおりです。

  • 北・東日本日本海側では降水量がかなり多かった
    低気圧や冬型の気圧配置の影響で、北・東日本日本海側では降水量がかなり多かった。
  • 中旬以降は、たびたび強い寒気が南下
    気温は、上旬は全国的に高かったが、中旬以降は寒気が流れ込み、東・西日本と沖縄・奄美では平年を下回る日が多かった。
  • 中旬は北日本日本海側では降雪量が多かった
    中旬は冬型の気圧配置が強まり、北日本日本海側の降雪量は多かった。

本文

1 概況
 上旬は、日本付近を低気圧と高気圧が交互に通過し、全国的に変わりやすい天気となった。上旬の後半には日本海を発達しながら低気圧が次々と進んだため、暖かく湿った空気が流れ込み、日本海側では降水量が多く、全国的に気温が高かった。中旬以降は冬型の気圧配置の日が多かったため、日本海側では曇りや雨または雪、太平洋側では晴れの日が多くなった。中旬前半は北日本から東日本を中心に強い寒気に覆われたため、北・東日本日本海側の広い範囲で雪が降り、北日本日本海側では中旬の降雪量が多くなった。中旬後半以降は、たびたび強い寒気が沖縄・奄美まで南下したため、東・西日本と沖縄・奄美の月平均気温は低くなった。なお、25日から26日にかけては発達中の低気圧が日本海を北東に進み寒冷前線が日本付近を通過したため、全国的に大荒れの天気となった。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値
(1)平均気温
 月平均気温は、北日本で高かった。一方、東・西日本、沖縄・奄美では低かった。
(2)降水量
 月降水量は、北・東日本日本海側ではかなり多く、西日本日本海側で多かった。留萌(北海道)と新潟では11月の月降水量の多い方からの1位を更新した。一方、東日本太平洋側では少なかった。北・西日本太平洋側、沖縄・奄美は平年並だった。
(3)日照時間
 月間日照時間は、北・東・西日本太平洋側で多かった。一方、東日本日本海側では少なかった。北・西日本日本海側、沖縄・奄美は平年並だった。

問い合わせ先

気象庁観測部計画課情報管理室
電話 03-3212-8341(内線)4154
気象庁地球環境・海洋部気候情報課
電話 03-3212-8341(内線)3154

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