平成25年7月の地震活動及び火山活動について
報道発表日
平成25年8月8日
概要
平成25年7月の地震活動及び火山活動について解説します。
- 地震活動
- 全国の地震活動
震度5弱以上を観測した地震及び津波を観測した地震はありませんでした。
全国で震度3以上を観測した地震の回数は23回、日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は96回でした。
- 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震活動
「平成23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震」の余震は、次第に少なくなってきているものの、最大震度4以上を観測した地震が3回、震度1以上を観測した地震が104回発生するなど、引き続き岩手県沖から茨城県沖の広い範囲で発生しました。
- 全国の地震活動
- 火山活動
霧島山(新燃岳)では、今期間、噴火の発生はありませんでしたが、現在でも小規模な噴火が発生する可能性は否定できません。
桜島では、爆発的噴火を含む噴火活動が継続しました。
樽前山では、6月下旬から7月上旬にかけて山体西側の深部で膨張性の地殻変動があり、その直後から地震活動が活発化しています。
八甲田山では、2013年2月以降、山頂付近が震源と考えられる火山性地震が散発的に発生し、4月下旬以降、やや多い状況で経過しています。
薩摩硫黄島では、噴火の兆候は認められなくなったと判断し、10日に噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(平常)に引き下げました。
その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。
本文
本文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4530)
資料全文
- 平成25年7月の地震活動及び火山活動について[PDF形式: 166KB]
- 別紙1(日本の主な地震活動)[PDF形式: 716KB]
- 北海道地方の主な地震活動[PDF形式: 831KB]
- 東北地方の主な地震活動[PDF形式: 2,577KB]
- 関東・中部地方の主な地震活動[PDF形式: 1,365KB]
- 近畿・中国・四国地方の主な地震活動[PDF形式: 636KB]
- 九州地方の主な地震活動[PDF形式: 366KB]
- 沖縄地方の主な地震活動[PDF形式: 591KB]
- 東海地震の想定震源域及びその周辺の地震活動[PDF形式: 1,516KB]
- 別紙1参考(日本の主な地震活動の参考資料)[PDF形式: 662KB]
- 別紙2(世界の主な地震活動)[PDF形式: 843KB]
- 別紙3(日本の主な火山活動)[PDF形式: 542KB]
- 別紙4(世界の主な火山活動)[PDF形式: 533KB]
※ 『関東・中部地方の主な地震活動』の3枚目について、本文8行目~11行目を修正しました。(平成25年8月8日)
※ 『東海地震の想定震源域及びその周辺の地震活動』の1枚目を追加しました。(平成25年8月9日)
参考資料
国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。