WIS運用実施に関するワークショップの開催について
報道発表日
平成24年10月19日
本文
気象庁は、東南アジア諸国を中心とする8か国の気象機関から幹部及び実務者レベルの職員を招聘し、平成24年10月22日から24日にかけて標記ワークショップを開催します。
1.背景
日々の天気予報や警報・注意報の的確な発表のためには、全世界の気象観測データの相互交換など国際的な協力が不可欠です。そこで、世界気象機関(WMO)ではより効果的なデータの国際交換を行うため、WMO情報システム(WIS)という情報通信基盤の構築を新たに進めています。WISは全球情報システムセンター、データ収集・作成センター及び国家センターから構成されます。当庁は、第16回世界気象会議(平成23年5月)において、全球情報システムセンターと8つのデータ収集・作成センターに指名され、世界に先駆けて平成23年8月1日から運用を開始しています。
当庁は、これまでにも東南アジアを中心とする国に対して様々な技術支援を積極的に行うことにより、国際貢献と我が国の国際的プレゼンスの向上を図っています。標記ワークショップもその一環として開催するものです。
2.ワークショップ概要
本ワークショップでは、東南アジア諸国を中心とする各国への技術支援の一環として、WISの概要や当庁が運用している全球情報システムセンターの概要・機能についての講義に加え、既に運用している各種センターが提供する機能の利用を念頭に置いた実践的な通信技術の指導等を行います。
日時 :平成24年10月22日(月)~24日(水)
場所 :気象庁本庁 大会議室(5F)
参加機関 :バングラデシュ気象局、カンボジア気象局、ラオス気象水文局、ミャンマー気象水文局、フィリピン大気地球物理天文庁、スリランカ気象局、タイ気象局、ベトナム水文気象局
問い合わせ先
気象庁予報部業務課 03-3212-8341(内線3351)
資料全文
- WIS運用実施に関するワークショップの開催について(別紙) [PDF形式: 247KB]