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今年後半の高い潮位について

報道発表日

平成24年6月28日

概要

 7月から12月にかけては、全国的に潮位が高くなり、浸水や冠水が発生しやすくなります。
 特に、東北地方太平洋沖地震に伴う地盤沈下が大きい地域では、浸水や冠水に一層の注意が必要です。

本文

 7月から12月にかけての潮位は、海水温が高くなることなどの影響で最も高くなり、沿岸地域では浸水や冠水が発生しやすくなります。
 特に、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」に伴い顕著な地盤沈下が生じた岩手県から茨城県にかけての沿岸では、天文潮位で見た場合、今年後半(7月から12月)の潮位は春先と比べて、最大で30センチ程度高くなる見込みです(昨年の夏から秋の潮位と同程度で、加えて今年は12月にも潮位が高くなる場所があります)。このため、これらの地域では、大潮の満潮時を中心に浸水する範囲が拡大するほか、浸水の深さが増す、浸水する時間が長くなるなどの場所もありますので注意してください。また、台風や低気圧が接近すると、さらに潮位が高くなりますので、より一層の注意が必要です。
 なお、その他の地域でも大潮の満潮の潮位が高くなりますので、地元気象台から発表される潮位情報や高潮警報・注意報に注意してください。

問い合わせ先

気象庁地球環境・海洋部海洋気象課海洋気象情報室
電話番号:03-3212-8341(内線5154)

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