「降灰予報の高度化に向けた検討会」(第1回)の開催について
報道発表日
平成24年6月28日
概要
「降灰予報の高度化に向けた検討会」(第1回)を7月5日(木)14時より開催しますのでお知らせします。
本文
火山噴火で放出される火山灰や風に乗って遠くまで運ばれる小さな噴石については、現在、降灰予報を発表し(平成20年3月31日運用開始)、降灰が予想される範囲をお伝えしていますが、降灰量などの定量的な予測は行っていません。
近年、気象研究所において降灰の量的予測の研究が進展するとともに、気象庁のスーパーコンピュータの更新により詳細な降灰予測計算が可能になったことなど、定量的な予測に向けた技術的な課題は改善されつつあります。一方で定量的な予測を被害の予防や軽減に結びつけるためには、防災情報として適切な内容や方法で提供することが必要です。
これらのことから、防災情報としての量的な降灰予報のあり方について今年度中を目途に提言をいただくため、有識者と関係機関から構成される「降灰予報の高度化に向けた検討会」を開催することとしました。
記
1.日時:平成24年7月5日(木)14時00分~16時00分
2.場所:気象庁大会議室(気象庁本庁5階)
3.議事(予定):
・降灰による影響や被害について
・現状の降灰予報の課題と降灰対策に必要な情報について
4.検討会メンバー
資料全文をご覧ください。
5.当日の取材について
・傍聴は可能ですが、会場の都合上、希望される方はあらかじめ、7月3日(火)17時までに以下の連絡先までご連絡願います。また、場合によっては、席を準備できない場合もありますのでご了承願います。
・写真・映像等のカメラ撮影は、冒頭のみ可とさせていただきます。
・本検討会終了後速やかに議事要旨を公表します。
詳細については、下記の資料全文をご覧ください。
問い合わせ先
気象庁地震火山部火山課 (電話) 03-3212-8341 内線4528,4767(全体)4768(傍聴希望)
資料全文
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「降灰予報の高度化に向けた検討会」(第1回)の開催について[PDF形式:11KB]
※上記資料「別紙」中、委員の肩書に一部誤りがありましたので修正しました。(平成24年6月28日)。