遠地津波予測の改善について
報道発表日
平成24年6月26日
概要
新たな遠地津波予測データベース及び津波評価・解析装置の運用を本日(6月26日)より開始しますので、お知らせします。
本文
気象庁は、平成22年のチリ中部沿岸の地震による津波を踏まえ、太平洋の遠い海域で発生しわが国へ来襲する遠地津波における予測精度の向上のため、
遠地津波データベースの改善、遠地津波予測シミュレーションの高速化・高精度化を行うとともに、
これらによるわが国沿岸での津波予測値を海外の津波観測データを利用して修正し、より適切な津波警報等を発表する津波評価・解析装置の整備を進めてきました。
今般、これらの整備等が完了し、新たな遠地津波データベース及び津波評価・解析装置の運用を
本日(6月26日)より開始しますので、お知らせします。
気象庁では、東北地方太平洋沖地震の教訓を踏まえた津波警報の改善を進めており、
その取り組みの一環として、比較的高頻度で発表される津波警報・注意報の確度を高めることとしております。
今般の措置により、遠地津波に係る津波警報・注意報の確度が向上することが期待されます。
詳細については、下記の資料全文をご覧ください。
問い合わせ先
気象庁地震火山部地震津波監視課 (電話) 03-3212-8341 内線4839,4555