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国外への潮位データのリアルタイム提供開始について

報道発表日

平成24年3月19日

概要

気象庁では国際的な津波防災に資するため、現在国内6地点の潮位データをリアルタイムで 国外に提供していますが、新たに16地点を追加し、計22地点の潮位データのリアルタイム配信 を開始します。

本文

 WMO※1/IOC※2合同海洋・海上気象専門委員会(JCOMM) の下で長期的な海面水位観測の全球ネットワーク構築を進めてきた全球海面水位観測システム (GLOSS)は、平成16年12月26日のインド洋大津波の後、国際的な津波防災に資するため、 リアルタイムでの国際的なデータ交換を促進してきました。現在GLOSSでは、主要潮位観測 ネットワーク(GLOSS Core Network、現在、全世界で289地点が登録)に登録された 観測点のリアルタイムでの国際的な潮位データ交換を進める方針を掲げています。同ネット ワークに登録されている気象庁の観測点14地点のうち、2地点については既にリアルタイム 配信していますが、今般、残りの12地点についても本年3月22日(木)からリアルタイム配信 を開始することとします。
 また、平成22年11月に開催された地震災害軽減に関する気象庁、中国地震局、韓国気象庁に よる長官会合(第5回)における合意(潮位データ等の交換の推進)に基づき、日本海沿岸の 潮位観測点4地点についても同時に配信を開始する予定です。
 これらにより、既にリアルタイム配信されている6地点に、今般新たに配信を開始する16地 点を合わせ、気象庁から計22地点の潮位データをリアルタイム配信することになり、国際的な 津波防災により貢献します。

 ※1:世界気象機関(WMO: World Meteorological Organization)
 ※2:ユネスコ政府間海洋科学委員会(IOC:Intergovernmental Oceanographic Commission of UNESCO)


資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照ください。

問い合わせ先

気象庁地球環境・海洋部海洋気象情報室
電話:03-3212-8341 内線5154
気象庁地震火山部地震津波監視課
電話:03-3212-8341 内線4552

資料全文

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