東北地方における気象観測体制の強化について
報道発表日
平成24年2月29日
本文
気象庁では、平成23年度第1次補正予算により、平成24年3月1日に秋田ドップラーレーダー及び仙台・若松のウィンドプロファイラによる観測を開始し、東北地方における大雨や突風等に対する観測体制の強化を図ります。
○秋田レーダーの更新について
気象庁では、全国20か所の気象レーダーを、降水の強さに加えて風の向きや強さを観測することができるドップラーレーダーに順次、更新しています。このたび秋田レーダーをドップラーレーダーに更新し、平成24年3月1日15時から運用を開始します。
この更新により、大雨や竜巻等突風の発生の監視・予測精度向上が期待されます。
○ウィンドプロファイラの地点追加について
気象庁では、大雨等をもたらす「湿った風の流れ」を監視するため、全国31か所で「ウィンドプロファイラ」と呼ばれる装置を設置し、地上から上空の風を連続的に観測しています。新たに仙台観測局(仙台市)及び若松観測局(会津若松市)の2か所を追加整備し、平成24年3月1日9時から運用を開始します。
この更新により、大雨の予測精度向上が期待されます。
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問い合わせ先
気象庁観測部観測課
電話:03-3212-8341 (内線)4132