上空大気中の二酸化炭素濃度分布を公開します
報道発表日
平成24年2月14日
概要
気象庁は、これまで公開してきた地上の二酸化炭素濃度分布に加え、平成24年2月15日(水)15時から上空大気中の濃度分布も公開します。新たに公開した情報からは、上空においても地上と同じように二酸化炭素が増加していることが確認できます。
本文
気象庁では、世界各地の地上観測点、船舶、航空機で観測された大気中の二酸化炭素濃度の観測データをもとに、1985年以降の世界の二酸化炭素濃度の分布を解析し、「二酸化炭素分布情報」としてホームページにて公開しています。平成24年2月15日(水)15時より、これまで公開していた地上の二酸化炭素濃度分布に加え、上空大気中の二酸化炭素濃度分布の情報も公開します。
大気中の主要な温室効果ガスである二酸化炭素の濃度は、主として人間活動の影響により年々増加し続けています。新たに公開する情報によって、地上だけではなく上空においても二酸化炭素が増加している様子が確認できます。
- 二酸化炭素分布情報のページ:http://www.data.jma.go.jp/ghg/kanshi/info_kanshi.html
別紙を含めた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
地球環境・海洋部 環境気象管理官付 全球大気監視調整官
電話 03-3212-8341(内線)4112
資料全文
参考資料
- 上空の二酸化炭素濃度の状況について [PDF:332KB]
二酸化炭素分布情報から分かる地表面と上空の二酸化炭素濃度の特徴について、気象庁ホームページへの掲載予定内容の一部を紹介します