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2011年(平成23年)の台風について

報道発表日

平成23年12月21日

概要

今年の台風の発生数は21個で、台風統計開始の1951年以降で4番目に少なく、また、10月以降の発生数は2個で最も少なくなっています。3個の台風が上陸し、日本各地に大きな被害が生じました。

本文

1.今年の台風の特徴

(1)発生数

台風の発生数は21個(平年値25.6個)で、台風統計開始の1951年以降で2003年等と並び4番目に少なくなっています。
月別にみると、9月まではほぼ平年並の19個(平年値18.4個)の台風が発生しましたが、10月以降の発生数が2個(平年値7.1個)で、1951年以降で昨年と並び最も少なくなっています。 10月以降の発生数が少ないのは、フィリピン東方海上の対流活動が例年より不活発だったことが一因です。

(2)日本への接近数・上陸数

台風の発生数が少なかったこともあり日本への接近数は9個(平年値11.4個)で平年を下回りましたが、上陸は台風第6号、第12号、第15号の3個(平年値2.7個)で平年並でした。
地域別にみると、九州南部への接近数が6個(平年値3.3個)と多くなりました。四国地方に2個、東海地方に1個の台風が上陸し、各地に大きな被害をもたらしました。

2.台風進路予報の精度

台風進路予報の精度は、年々の変動はありますが、予報技術の改善により着実に向上しています。

問い合わせ先

気象庁予報部予報課太平洋台風センター
電話:03-3212-8341(内線3137)

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