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GPS波浪計の津波情報への新たな活用開始等について

報道発表日

平成23年10月7日

本文

 気象庁では関係機関の協力も得て、沿岸および沖合の津波観測点の潮位データをリアルタイムで監視することにより、津波警報・注意報発表時には津波の観測情報として速やかに津波の実況をお知らせするとともに、実況にもとづいた津波警報・注意報の切替え・解除等の判断を行っています。

 今般、新たに東北地方の日本海側の沖合に設置されている3ヶ所のGPS 波浪計(国土交通省港湾局)のデータを活用する準備が整ったため、津波の観測情報の提供を開始します。GPS 波浪計により、津波が沿岸に到達する前に津波を観測できることが期待されます。これにより、津波の観測値を発表する地点は184 ヶ所から187 ヶ所となります。

 このほか、青森県八戸港においては、平成23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震に伴う津波により流失した気象庁の観測施設に代わり、4 月28 日より国土交通省港湾局の観測施設を活用してきました。当該観測点については、当面の措置として、従来の観測点名称「八戸」(気象庁所属)を用いることとしておりましたが、新たな観測点名称「八戸港」(港湾局所属)を用いることとします。

 また、津波の到達予想時刻等の発表を行う地点1ヶ所の地点名称の変更を行います。

 活用等の開始は平成23年10月11日13時の予定です。


図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。

問い合わせ先

気象庁地震津波監視課
電話:03-3212-8341 (内線)4542、4555

資料全文


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