キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第21報)

報道発表日

平成23年3月18日

本文

○ 余震活動の状況

 活発な余震活動が続いています。余震は、岩手県沖から茨城県沖の長さ約500km、幅約200kmの広い範囲で発生しています。昨日(17日12時)から本日(18日12時)までにM6.0以上の余震は発生していません。これまでに発生した余震は、M7.0以上は3回、M6.0以上は49回、M5.0以上は262回です。
(注:以上の数値は、18日12時までの速報値で、後日の調査で変更になることがあります。)

○ 余震の見通しについて

 余震活動は非常に活発です。広い範囲で余震が発生しているため、同じ規模の余震であっても、発生する場所により各地での震度は異なります。
 今後も、岩手県沖から茨城県沖の領域では大きな余震が時々発生し、震源地に近いところでは、最大震度5弱以上となる可能性があります。場合によっては、震度6弱~6強となる余震が発生する可能性もありますので警戒して下さい。

○ 防災上の留意事項

 揺れの強かった地域では、土砂災害や家屋の倒壊などの危険性が高まっていますので、余震による強い揺れに引き続き警戒してください。
 復旧活動など屋外で行動する場合は、余震の揺れによって二次災害のおそれがありますので、十分に安全を確認して行動するよう心がけてください。
 また、大きな余震が発生すると津波が発生する可能性があります。海岸で強い揺れを感じた場合、また、揺れを感じなくても津波警報や津波注意報が発表された場合には、直ちに海岸から離れ高台等の安全な場所に避難してください。

(参考)その他の地域の地震活動等

 余震が発生している領域を除き、地震活動を全国的に見ると、今回の地震以降、M6.0以上は3回、M5.0以上は8回発生し、小さな地震が増加した地域も認められますが、現在、特に活発化した状況は見られていません。また、火山地域においても、噴火の兆候となる火山性微動や低周波地震は特段観測されていません。


図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。

問い合わせ先

気象庁地震予知情報課
電話:03-3212-8341 (内線)4721、4724
気象庁地震津波監視課
電話:03-3212-8341 (内線)4559

資料全文


Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ