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「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」による地盤の沈下に伴う大潮の満潮前後における浸水や冠水のおそれの高まりについて

報道発表日

平成23年3月17日

概要

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」により、東北地方から関東地方北部にかけての太平洋沿岸では地盤が大きく沈下したため、特に満潮時の潮位が高くなる大潮の時期には、浸水や冠水に注意が必要です。

本文

 国土地理院によると、平成23年3月11日に発生した「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」により、東北地方から関東地方北部にかけての太平洋沿岸の広い範囲で地盤が大きく沈下しました。
 このため、当該地域では、海岸や河口付近の低地で、満潮前後の時間帯を中心に浸水や冠水のおそれが地震前より高まっており、注意が必要です。特に、大潮の時期には一層の注意が必要です。 さらに、大潮の時期に低気圧の通過等があった場合は、さらに潮位が上昇する可能性があります。
 今後、地盤沈下の大きな地域に対しては高潮注意報で注意をよびかけます。潮位情報とあわせて十分留意して下さい。

 なお、大潮期間中の浸水や冠水のおそれについては、本日17時発表の「全般潮位情報」においても注意を喚起しております。
  ※大潮:新月及び満月の前後数日間に、満潮と干潮の潮位の差が大きくなる状態。平均的な満潮時に比べて潮位がより高くなる。

 【今後(平成23年4月まで)の大潮により注意を要する期間】
  ○平成23年3月18日~26日
  ○     4月1日~11日
  ○     4月16日~24日

問い合わせ先

地球環境・海洋部 海洋気象情報室
電話 03-3212-8341(内線)5154

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