「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第14報)
報道発表日
平成23年3月13日
本文
発生日時 | 3月11日14時46分 |
マグニチュード | 8.8(暫定値) |
場所および深さ | 三陸沖(牡鹿半島の東南東、約130km付近)、深さ約24km(暫定値) |
発震機構等 | 西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型(CMT解) |
震度 | 【最大震度7】宮城県栗原市(クリハラシ)で震度7、宮城県の涌谷町(ワクヤチョウ)、登米市(トメシ)、大崎市(オオサキシ)、名取市(ナトリシ)など、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の4県28市町村で震度6強を観測したほか、東北地方を中心に、北海道から九州地方にかけて震度6弱~1を観測しました。 |
津波注意報 | 北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、北海道太平洋沿岸西部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、伊豆諸島、小笠原諸島、三重県南部、和歌山県、高知県、宮崎県(13日07時30分現在) |
○ 津波の観測状況
北海道から沖縄にかけての太平洋沿岸で高い津波を観測しました。また、日本海沿岸、オホーツク海沿岸、東シナ海沿岸の一部でも津波を観測しました。
○ 余震活動の状況
強い揺れを伴う多数の余震が観測されています。しばらくはこのような余震活動が続くと考えられます。
○ 防災上の留意事項
津波注意報を発表している沿岸では、十分注意してください。津波警報から津波注意報に切り替えた沿岸では引き続き海岸付近は危険ですので、近づかないでください。津波警報から津波注意報への切り替えや解除に伴い、避難場所等から戻る場合には、津波や地震の揺れによって多くの危険箇所が存在する可能性があり、二次災害のおそれがありますので、自治体の防災担当者等の指示に従うなど、十分に安全を確認して行動するよう心がけてください。引き続き余震が多数発生しています。揺れの強かった地域では、土砂災害や家屋の倒壊などの危険がありますので、余震による強い揺れに引き続き警戒してください。
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問い合わせ先
気象庁地震津波監視課
電話03-3284-1743