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「東海地震観測情報」の新たな名称等について

報道発表日

平成23年1月26日

本文

「東海地震観測情報」の新たな名称等について

 本日、「東海地震に関連する情報の理解促進のための検討会(第2回)」において、アンケート調査による意見を踏まえ、現在の「東海地震観測情報」の情報名称等について検討した結果、別紙に示すとおり、新たな名称として「東海地震に関連する調査情報」に変更するのが適切と提言されました。
 また、これまでの周知・広報において、「東海地震予知情報」は「赤」、「東海地震注意情報」は「黄」、「東海地震観測情報」は「青」と三色に色分けして説明しており、分かりやすいと評価されていることから、情報を分かりやすくするために補足する言葉として、従来の色を踏襲した「カラーレベル」を導入するのが適切との意見を頂きました。
 さらに、この情報の発表頻度の点から見ると、その頻度は少なく、この情報は「変化の原因について調査中です。通常どおりの生活を継続して下さい。」の旨を伝える情報ですが、日頃馴染みのない情報が突然発表されると、「何か大変なことが起こるのか?」と不安になることも考えられます。このため、平時からこの名称の情報に接する機会を増やすことが重要であると指摘されました。
 このことについて、検討した結果、毎月の定例の地震防災対策強化地域判定会(以下、「判定会」)において評価した「最近の東海地域とその周辺の地震・地殻活動」の調査結果を、この「東海地震に関連する調査情報」で発表し、この名称の情報は、「カラーレベル青」、「通常どおりの生活を継続」の情報であることの理解促進を図ることが望ましいと提言されました。
 気象庁では、これら提言等を踏まえ、情報名称の変更、「カラーレベル」の導入、定例の判定会での調査結果の情報発表等に係る所要の手続き等を行うとともに、内閣府等の防災関係機関と調整の上、本年3月末までに実施する予定です。


 詳細については、下記の「資料全文」をご参照下さい。

問い合わせ先

気象庁地震火山部地震予知情報課
電話:03-3212-8341 (内線)4562

資料全文


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