公開シンポジウム「大気海洋結合モデルが拓く長期予報新時代」の開催について
報道発表日
平成22年11月5日
概要
気象庁は公開シンポジウム「大気海洋結合モデルが拓く長期予報新時代」を平成22年12月8日に開催します。シンポジウムでは、大気と海洋の数値シミュレーションによる季節予報に関して、国内外の専門家が最新の技術開発、科学的知見をわかりやすく解説します。(同時通訳あり)
本会議は、海洋政策研究財団の平成22年度海外交流基金により実施します。
本文
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リーフレット[PDF形式:591KB] |
気象庁では、平成22年2月に大気と海洋を一体として予報する数値シミュレーションモデル(大気海洋結合モデル)を季節予報に導入しました。この機会に、季節予報の更なる精度向上を目指し、海洋政策研究財団の平成22年度海外交流基金による国際交流事業として、国内外の長期予報モデルの第一線の開発者及び研究者を招聘し、大気海洋結合モデル開発の方向性を検討する国際会議を開催します(12 月8日(水)~10 日(金))。
本会議の一環として、季節予報に関する最新の技術開発、科学的知見を広く一般の方に知っていただくために公開シンポジウムを開催します。エルニーニョ現象等の大気と海洋の変動による影響の予測、最先端の季節予報システム、季節予報の応用利用、将来展望等について、国内外の専門家による講演を行います。
- 主催:気象庁
- 後援:海洋政策研究財団
- 日時:平成22年12月8日(水) 14:00~17:20 (開場 13:30)
- 場所:気象庁講堂 東京都千代田区大手町1-3-4
- アクセス:東京メトロ竹橋駅4番出口 徒歩すぐ
(駐車場はご利用いただけません。ご来場には公共交通機関等をご利用ください。) - 参加方法:入場無料・事前登録不要(定員200名)
- 講演:
『季節予報と数値予報モデル』
Adam Scaife 博士 (英国気象局 季節から10年規模予測グループ長)
『大気海洋結合モデルによる季節予報の改善』
前田 修平 予報官 (気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課)
『欧州中期予報センターにおける季節予報システムの開発』
Roberto Buizza 博士 (欧州中期予報センター 診断・予測可能性セクション長)
『長期予報の未来』
木本 昌秀 教授 (東京大学大気海洋研究所 副所長)
(同時通訳あり)
問い合わせ先
気象庁地球環境海洋部・気候情報課
Tel: 03-3212-8341(内線4224)
資料全文
- 公開シンポジウム「大気海洋結合モデルが拓く長期予報新時代」の開催について [PDF形式:207KB]