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浅間山の噴火警戒レベルを1(平常)へ引下げ

報道発表日

平成22年4月15日

概要

浅間山では、本日(15日)11時00分に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(平常)に引き下げました。
火口から500m以内に影響する程度の噴出現象は突発的に発生する可能性がありますので、火山灰噴出や火山ガス等に警戒が必要です。

本文

浅間山では、2009年5月27日以降噴火は発生していません。
火山性地震は、やや多い状態が継続していますが、2009年2月2日の噴火前に見られた周期の短い地震の増加は認められません。
山体周辺のGPSによる地殻変動観測では、深部へのマグマの注入を示す伸びの傾向が2009年7月頃から鈍化し、 最近はわずかに縮みの傾向が見られます。
山頂火口からの噴煙量及び火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、ともに2009年2月の噴火以降は減少し、最近は少ない状態となっています。
これらの地殻変動、噴煙量及び火山ガスの放出量は、最近は2008年8月の噴火以前の状態に戻りつつあります。
これらのことから、火口から500mを超える範囲に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。
ただし、火口から500m以内に影響する程度の噴出現象は突発的に発生する可能性がありますので、火山灰噴出や火山ガス等に警戒が必要です。

 詳細については、下記の資料全文をご覧ください。

問い合わせ先

地震火山部火山課
電話:03-3212-8341 (内線4538)

資料全文

参考資料

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