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北半球中緯度帯の顕著な寒波について

報道発表日

平成22年1月13日

概要

昨年の12月中旬以降、北半球中緯度帯のヨーロッパ、シベリア~東アジア、北米にたびたび寒気が南下し、1か月間にわたって広い範囲で異常低温となりました。 12月中旬から1月上旬の1か月平均の気温をみると、北半球の中緯度帯に広く異常低温の地域がみられました。

本文

この期間に見られた顕著な現象は以下の通りです。
期間地域顕著な現象
12月16日~22日 ヨーロッパ~ロシア西部
  • 異常低温となった。
  • ドイツのベルリンでは19、20日の日最低気温が-14℃を下回った(平年値:約-1℃)。
米国東部
  • 大雪となり、米国のワシントンでは低気圧の影響もあり、19~20日に積雪深が41cmとなった。
12月23日~29日 西シベリア~中央シベリア
  • 異常低温となった。
12月30日~1月5日 ヨーロッパ
西シベリア~中国東部
米国
  • 異常低温となった。
  • 韓国のソウルでは低気圧の影響もあり、3~4日に積雪深が26cmとなった。
1月6日~1月12日 ヨーロッパ
西シベリア~中国東部
米国
  • 異常低温となった。
  • ノルウェーのオスロでは9日の日最低気温が-25℃を下回った(平年値:約-7℃)。
  • 米国フロリダ州のオーランドでは9日の日最低気温が-4℃を下回った(平年値:約10℃)。

問い合わせ先

気象庁地球環境・海洋部気候情報課
電話 03-3212-8341(内線)3157

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