キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

2009年(平成21年)の台風について

報道発表日

平成21年12月21日

概要

・今年の台風の特徴は、発生数が少ないことと沖縄・奄美への接近数が少ないことです。また、2年ぶりに台風が上陸しました。
・今年から発表開始した5日先までの台風進路予報の精度は、当初の想定とほぼ同程度でした。

本文

1.今年の台風の特徴

(1)台風の発生数

台風の発生数は22個(平年値26.7個)です。5~10月の発生数は21個(平年値21.3個)と平年並みでしたが、11月以降の発生数が1個(平年値3.7個)と比較的少なくなっています。

(2)日本への接近数と上陸数

日本への接近数は8個(平年値10.8個)です。地域別では北日本と東日本で平年値を上回るか同程度である一方、西日本と沖縄・奄美で平年値を下回っており、特に沖縄・奄美では接近数が3個(平年値7.2個)と少なくなっています。これは太平洋高気圧の日本付近への張り出しが弱いことが一因となり、北上する台風の多くが日本の南もしくは日本の東を通ったためです。また、上陸数は台風第18号の1個(平年値2.6個)で、2007年台風第9号の上陸以来2年ぶりとなりました。

2.台風進路予報の精度

今年から5日先までの台風進路予報を発表していますが、4日先、5日先の予報については、台風の中心が予報円(注)に入った割合は76%、79%と予報円の定義に沿った結果となっています。また、3日先までの予報については、予報円に入った割合はおおむね70%となっています。


(注)およそ70%の確率で台風の中心が位置すると予想される範囲

問い合わせ先

気象庁予報部予報課太平洋台風センター
電話:03-3212-8341(内線3137)

資料全文


Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ