図を活用したわかりやすい潮位情報を新たに提供します
報道発表日
平成21年12月11日
概要
気象庁では、潮位の変動により被害の発生するおそれがある場合や、潮位の状況を解説する場合に、文章による潮位情報を発表していますが、防災活動などにより一層活用していただくため、新たに図を活用した視覚的によりわかりやすい情報の提供を開始します。
本文
気象庁では、副振動(※1)や異常潮位(※2)など潮位の変動により被害の発生するおそれがある場合や、潮位の状況を解説する場合に「潮位に関する情報」(潮位情報)を発表しています。
潮位情報は、これまで文章による情報だけでしたが、防災活動などにより一層活用していただくため、図を活用して潮位の状況などを視覚的によりわかりやすく提供します。
潮位の実況値、平常の潮位(天文潮位)及びそれらの差などをグラフで表示し、大きな文字、囲みなどを用いて現象や防災上の注意点を解説します。
平成21年12月15日(火)13時以降に発表される府県潮位情報から提供します。
なお、文章による潮位情報についても引き続き提供します。
新たに発表を開始する図を活用した潮位情報は、これまでの文章による潮位情報と同様、気象庁ホームページに掲載するほか、防災機関や報道機関などへは防災情報提供システムにより直接提供します。
図を活用した潮位情報の発表例を含めた全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
用語解説
※1 副振動:湾などで観測される周期数分から数十分程度の海面の昇降現象
※2 異常潮位:潮位が比較的長期間(1週間から3か月程度)継続して平常より高く(もしくは低く)なる現象
問い合わせ先
気象庁地球環境・海洋部 海洋気象情報室
03-3212-8341(代表) 内線5126