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平成21年7月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成21年8月7日

概要

平成21年7月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
     震度5弱以上を観測した地震及び津波を観測した地震はありませんでした。
     全国で震度1以上を観測した地震の回数は105回、日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は72回でした。
     国土地理院のGPS観測結果では、全国の地殻変動について特に目立った変動は見られません。


     震度3以上を観測するなどの主な地震活動の概況は別紙1のとおりです。また、世界の主な地震は別紙2のとおりです。

     
  • 火山活動
     桜島の昭和火口では、6月下旬からやや活発な噴火活動が続き、7月は爆発的噴火が55回発生しました。18日および19日の爆発的噴火では、昭和火口の南東約3kmに設置している空振計で100Paを超える空振が観測されるなど、噴火活動はさらに活発化するおそれがあると判断し、19日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。
     口永良部島では、GPSによる地殻変動観測で新岳火口浅部の膨張を示す変化が認められなくなったことなどから、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなったと判断して、8月4日に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(平常)に引き下げ、噴火警報を解除しました。
     浅間山では、火山性地震がやや多い状態で推移しています。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。
     三宅島では、多量の火山ガスの放出が続いており、火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。
     諏訪之瀬島では、小規模な噴火が断続的に発生しました。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。
     その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。


     日本の主な火山活動の概況は別紙3のとおりです。また、世界の主な火山活動は別紙4のとおりです。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4530)

資料全文

参考資料


国土地理院のGPSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。

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