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平成21年6月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成21年7月7日

概要

平成21年6月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
    震度5弱以上を観測した地震及び津波を観測した地震はありませんでした。
     全国で震度1以上を観測した地震の回数は129回、日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は91回でした。
     国土地理院のGPS観測結果では、北海道地方で、6月5日に発生した十勝沖の地震に伴う小さな地殻変動が見られます。それ以外の地域では、特に目立った変動は見られません。


     震度3以上を観測するなどの主な地震活動の概況は別紙1のとおりです。また、世界の主な地震は別紙2のとおりです。

     
  • 火山活動
     桜島の昭和火口では、爆発的噴火を含む噴火が時々発生しました。引き続き、南岳山頂火口及び昭和火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生すると予想されるので、火口から概ね1kmの範囲では大きな噴石に警戒が必要です。桜島では、火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。
     浅間山では、火山性地震がやや多い状態で推移し、また依然として熱活動が高まっている状態が続いています。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。
     三宅島では、多量の火山ガスの放出が続いており、火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。
     諏訪之瀬島では、小規模な噴火が断続的に発生しました。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。
     その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。


     日本の主な火山活動の概況は別紙3のとおりです。また、世界の主な火山活動は別紙4のとおりです。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 電話 03-3212-8341(内線 4581)
火山:地震火山部火山課 電話 03-3212-8341(内線 4530)

資料全文

参考資料


国土地理院のGPSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。

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