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2009年4月までの日本の大気中二酸化炭素濃度について

報道発表日

平成21年5月19日

概要

  • 気象庁が温室効果ガス観測を実施する国内観測地点において、2008年の年平均大気中二酸化炭素濃度は過去最高となりました。
  • また、2009年3月~4月の大気中二酸化炭素濃度は、観測開始以来の最高値を記録しました。

本文

気象庁は、岩手県大船渡市綾里、東京都小笠原村南鳥島、沖縄県八重山郡与那国島の国内3地点で、大気中の二酸化炭素濃度の観測を実施しています。

  • これらの観測の結果、2008年の年平均値は3地点でそれぞれ388.5ppm、386.6ppm、388.0ppmとこれまでで過去最高となりました。
  • この10年間では1.9ppm/年の割合で増加を続けており、国内で最初に長期連続観測を開始した綾里においては、観測開始時(1987年)より、37.3ppm濃度が増加しています。
  • また、年間で最も二酸化炭素濃度の高くなる春季において、今年3月~4月の観測値は、それぞれ395.3ppm(綾里、4月)、390.8ppm(南鳥島、3月)、393.2ppm(与那国島、4月)と、すべての観測点で観測開始以来の最高値を記録しました。

 報告の概要及び図等を含めた全文は、下記の「資料全文」をご参照ください。

問い合わせ先

気象庁 地球環境・海洋部 環境気象管理官付 全球大気監視調整官
電話03-3212-8341(内線)4112

資料全文


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