今シーズンのオホーツク海の海氷の勢力は最も弱くなる見込み
報道発表日
平成21年5月8日
概要
今シーズン(2008年12月~2009年5月)のオホーツク海の積算海氷域面積(海氷の勢力)は、1971年の統計開始以来の過去最小となる見込みです。
本文
オホーツク海の海氷シーズン(前年12月~当年5月)の海氷の勢力をあらわす積算海氷域面積(注1)が、2009年(2008年12月~2009年5月)は、1971年の統計開始以来の過去最小となる見込みです(注2)。
今シーズンのオホーツク海の海氷域面積は、過去最小に近い値で推移しています。前年12月から4月までの積算海氷域面積は、平年の63 %にとどまり、2006年以来の過去最小となりました。4月末現在の海氷域面積は31万平方kmと2006年の84%にとどまることから、今シーズンを通した積算海氷域面積は過去最小となる見込みです。
(注1)積算海氷域面積: 5日ごとの海氷域面積の合計値。積算の開始は前年12月からで、5月末までの値をそのシーズンを通した海氷の勢力を表す指標として用いています。
(注2)確定値による資料は平成21年6月30日に「海洋の健康診断表」で発表する予定です。
オホーツク海の積算海氷域面積の推移
図表を含む全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
地球環境・海洋部 海洋気象情報室
電話 03-3212-8341(内線)5128