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浅間山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)へ引下げ

報道発表日

平成21年4月7日

概要

 浅間山では、本日(7日)13時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。
 火口から概ね2㎞の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。

本文

 浅間山では、2月2日に小規模な噴火が発生しました。その後、9日から17日までごく小規模な噴火が断続的に発生したほか、3月15日にごく小規模な噴火が発生しました。
 その後、噴火は発生していません。
 3月以降、火山性地震はやや多い状態が続いていますが、2月2日の噴火前にみられた周期の短い火山性地震の増加は認められません。
 傾斜計による地殻変動観測では、火山活動によるとみられる特段の変化は認められません。
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も依然多い状態が続いているものの、3月以降減少しています。
 これらのことから、浅間山では火口から4kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと考えられます。
 ただし、平成20年(2008年)6月以前と比べて火山活動は引き続き高まった状態が続いており、今後も火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるため、火口から概ね2kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。また、風下側では、降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。
 火山ガス放出量の多い状態が続いていますので、風下側にあたる登山道等では、火山ガスに注意が必要です。

 詳細については、下記の「資料全文」をご参照ください。

問い合わせ先

気象庁地震火山部火山課
電話 03-3212-8341(内線4530)

資料全文



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