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2008年7月24日00時26分の岩手県沿岸北部の地震について(第2報)

報道発表日

平成20年7月24日

本文

○震源要素(暫定値)
震源の精査をした結果、震源要素(暫定値)は次のとおりとなりました。
(7月24日02時50分発表)

マグニチュード6.8
深さ108km
緯度北緯 39度43.9分
経度東経 141度38.1分

○余震活動の状況(余震活動は低調)
余震活動は低調で、10時00分現在、震度1以上を観測した余震はありません。
なお、過去には今回と同じように深いところで発生した地震で震度4となる余震が発生した事例があります。

○未入電地点の震度について
地震直後には岩手県が整備した遠野市(とおのし)宮守町(みやもりちょう)の震度観測点の震度が未入電でしたが、その後の調査により震度5強であることが分かりました。

○地震機動観測班の出動
気象庁は、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)として、この地震により震度6強~6弱が観測された地域を中心に、被害及び地震動の調査のため、気象庁本庁(1班、3名)、仙台管区気象台(3班、計6名)、盛岡地方気象台(2班、計7名)、青森地方気象台(2班、計6名)より地震機動観測班を派遣しました。なお、震度6強を観測した岩手県洋野町には臨時の震度計を設置する予定です。

○防災上の留意事項
総務省消防庁(7月24日09時00分現在)によると、今回の地震により、負傷者90名や家屋の一部破損などの被害が確認されています。
揺れの強かった地域では、土砂災害や家屋の倒壊などの危険性が通常より高くなっています。また、降雨により、被害が拡大する可能性がありますので、作業等には十分注意して下さい。


 資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。

問い合わせ先

気象庁地震津波監視課
電話03-3212-8341(内線4542)

資料全文


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