2008年７月19日11時39分ころ福島県沖で発生した地震について
報道発表日
平成２０年７月１９日
概要
宮城県及び福島県の沿岸に津波注意報
本文
７月19日11時39分ころ、福島県沖の深さ約10kmを震源とするマグニチュード（Ｍ）6.6（速報値）の地震が発生しました。この地震は太平洋プレートと陸側のプレートの境界付近で発生した地震です。この地震により、11時41分に宮城県から福島県にかけての太平洋沿岸に対し津波注意報を発表しました。
19日13時00分現在、宮城県の石巻市鮎川で0.2m、仙台港0.2mなどの津波が観測されています。
この地震により、東北地方を中心に北海道地方から関東甲信越地方・静岡県地方にかけて震度４～１を観測しました。
19日11時47分にマグニチュード5.3（速報値、最大震度２）の余震が発生しています。
東北地方（太平洋側）で津波を観測したのは、2008年５月８日の茨城県沖の地震（M7.0）で微弱な津波（石巻市鮎川、いわき市小名浜）を観測して以来です。また、日本及びその周辺で発生した地震により東北地方に津波注意報を発表したのは、2007年１月13日に発生した千島列島東方の地震（M7.8）以来で、このときは石巻市鮎川で28cmの津波を観測しています。
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問い合わせ先
気象庁地震津波監視課
電話03-3284-1743
