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「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」について(第6報)

報道発表日

平成20年6月17日

概要

「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」について

本文

○余震の発生状況
6月14日08時43分の岩手・宮城内陸地震(M7.2(暫定値)、最大震度6強)による余震は、北北東から南南西に延びる長さ約45km、幅約15kmの領域で発生しています。
17日10時までに震度1以上を観測した余震は354回です(最大震度別地震回数表参照)。これまでの最大余震は、14日09時20分に発生したM5.7(暫定値)の地震(最大震度5弱)です。また、16日23時14分頃にM5.2(速報値)の地震(最大震度4)が発生しています。

○余震の見通し
余震は、全体的にはしだいに少なくなりつつあるものの、依然活発な状況が継続しています(現在のところ、「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」(M7.3)よりも活発な状況)。
地震発生から1週間程度は、活発な余震活動が継続するものと考えられ、場所によっては震度6弱となるような余震が発生するおそれがあります。

○防災上の留意事項
揺れの強かった地域では、土砂災害や道路の崩壊、家屋の倒壊などの被害が発生しています。総務省消防庁(6月17日08時00分現在)によると、今回の地震により、死者10名、行方不明者12名、負傷者266名などの被害が確認されています。
揺れの強かった地域では、土砂崩れや家屋の倒壊などの危険性が通常より高くなっています。余震により、被害が拡大する可能性がありますので、作業等には十分注意して下さい。

○調査等
・気象庁は、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)として地震機動観測班を派遣し、この地震により震度6強が観測された地域を中心に、被害及び地震動の調査を進めています。
・本日(6月17日)、強震波形とそれを解析したスペクトル等を気象庁ホームページへ掲載しました。

問い合わせ先

気象庁地震津波監視課  03-3212‐8341(内線 4542)
気象庁地震予知情報課  03-3212‐8341(内線 4562)

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