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鳴子(火山、宮城県)付近における噴気について

報道発表日

平成20年6月16日

概要

鳴子(火山、宮城県)付近における噴気活動について、通常と比べ特段の変化はありません。

本文

 本日06時頃、上空から情報収集していた陸上自衛隊より噴気に関する情報が仙台管区気象台に寄せられました。
 映像を取り寄せて確認したところ、通報のあった場所は、鳴子(火山)の片山地獄にある奥の院沢と呼ばれる地域であると思われます。

 今回の映像では、通常と比べて特段噴気が多くなっている様子は認められませんでした。

 この地域は以前から存在していた噴気地帯で、仙台管区気象台火山監視・情報センターでは、鳴子(火山)について同噴気地帯を含め繰り返し機動観測を行っています。平成19年12月12日に宮城県の協力で防災ヘリコプターにより実施した上空からの観測によれば、噴気が100~200mあがっていました。

 なお、鳴子及び栗駒山の噴気及び火山活動の状況を確認するため、本日午後、陸上自衛隊の協力により仙台管区気象台による機上観測を実施し、終了後火山活動解説資料を発表する予定です。

問い合わせ先

気象庁地震火山部火山課
電話 03-3212-8341(内線4530、4538)

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