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「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」について(第5報)

報道発表日

平成20年6月15日

概要

「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」について

本文

○余震の発生状況
6月14日08時43分に発生した岩手・宮城内陸地震による余震は、北北東から南南西に延びる長さ約45km、幅約15kmの範囲に分布しています。
15日10時までに震度1以上を観測した余震は264回です(最大震度別地震回数表参照)。これまでの最大余震は、14日09時20分に発生したM5.7(暫定値)の地震(最大震度5弱)です。

○余震の見通し
余震は、しだいに少なくなりつつあるものの依然活発な状況が継続しています。
今後1週間程度は、活発な余震活動が継続するものと考えられ、場所によっては震度6弱となるような余震が発生するおそれがあります。

○防災上の留意事項
揺れの強かった地域では、土砂災害や道路の崩壊、家屋の倒壊などの被害が発生しています。総務省消防庁(6月15日09時30分現在)によると、今回の地震により、死者5名、行方不明者14名、負傷者150名などの被害が確認されています。
揺れの強かった地域では、土砂崩れや家屋の倒壊などの危険性が通常より高くなっています。余震により、被害が拡大する可能性がありますので、作業等には十分注意して下さい。

○地震機動観測班による調査
気象庁は、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)として地震機動観測班を派遣し、この地震により震度6強が観測された地域を中心に、被害及び地震動の調査を実施しています。

問い合わせ先

気象庁地震津波監視課 電話03-3284-1743
気象庁地震予知情報課 電話03-3211-4583

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